#20 証券外務員1種・2種試験対策 株式業務 外国株式の取引・株式ミニ投資

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#20 証券外務員1種・2種試験対策 株式業務 外国株式の取引・株式ミニ投資

外国株式の取引

外国株式の取引においては、以下の手続きが必要となります。

外国証券取引の約款

外国証券の取引注文を受ける場合、各金融商品取引業者が定める様式の外国証券取引に関する約款を顧客に送付します。これにより、取引の詳細やルールについて顧客に説明します。

外国証券取引の形態

外国証券取引には、以下の3種類の形態があります。

  1. 国内委託取引:国内の証券会社を通じて外国株式を取引する方法です。
  2. 外国取引:直接外国の証券市場で取引を行う方法です。
  3. 国内店頭取引:国内の証券会社を通じて店頭で取引する方法です。

株式ミニ投資

株式ミニ投資は、株式等振替制度を利用して定型的な方法で行う売買取引です。以下の特徴があります。

単元未満株の取引

株式ミニ投資では、単元未満株のまま取引が可能です。これにより、少額からの投資が実現します。

取引単位

株式ミニ投資の取引単位は、1/10から最大9倍までの範囲で設定されます。これにより、投資家は小口から始めることができます。

取扱対象銘柄

株式ミニ投資の対象銘柄は、上場されている株券に限定されます。これにより、信頼性の高い銘柄が取引対象となります。

約定価格

株式ミニ投資では、あらかじめ定められた取引所の価格で取引が行われます。指値注文はできず、市場価格での取引となります。

約定日・受渡日

注文を受託した日の翌営業日が約定日となります。その後、受渡日が設定され、取引が完了します。

まとめ

外国株式の取引と株式ミニ投資は、それぞれ異なる特徴を持ちます。外国株式の取引では、取引形態や約款に注意が必要です。一方、株式ミニ投資では、少額から始められる手軽さと、上場株券を対象とした信頼性の高い取引が特徴です。

問題1:外国証券取引の約款

外国証券の取引注文を受ける場合、各金融商品取引業者が顧客に送付するものは何か。

A. 契約締結時交付書面
B. 外国証券取引に関する約款
C. 株式ミニ投資ガイドライン
D. 取引所規則

解答と解説

解答: B. 外国証券取引に関する約款

解説: 外国証券の取引注文を受ける場合、各金融商品取引業者が定める様式の外国証券取引に関する約款を顧客に送付する必要があります。

問題2:外国証券取引の形態

外国証券取引の形態に含まれないものはどれか。

A. 国内委託取引
B. 外国取引
C. 国内店頭取引
D. 直接取引

解答と解説

解答: D. 直接取引

解説: 外国証券取引には、国内委託取引、外国取引、国内店頭取引の3種類があります。直接取引は含まれません。

問題3:株式ミニ投資の取引単位

株式ミニ投資の取引単位はどの範囲で設定されるか。

A. 1/5から最大5倍まで
B. 1/10から最大9倍まで
C. 1/20から最大10倍まで
D. 1/2から最大2倍まで

解答と解説

解答: B. 1/10から最大9倍まで

解説: 株式ミニ投資の取引単位は、1/10から最大9倍までの範囲で設定されます。

問題4:株式ミニ投資の取扱対象銘柄

株式ミニ投資の取扱対象銘柄として正しいものはどれか。

A. 店頭銘柄
B. 未公開株
C. 上場されている株券
D. 外国株

解答と解説

解答: C. 上場されている株券

解説: 株式ミニ投資の取扱対象銘柄は、上場されている株券に限定されます。

問題5:株式ミニ投資の約定価格

株式ミニ投資の約定価格の設定方法として正しいものはどれか。

A. 指値注文
B. 成行注文
C. あらかじめ定められた取引所の価格
D. 顧客間交渉

解答と解説

解答: C. あらかじめ定められた取引所の価格

解説: 株式ミニ投資では、あらかじめ定められた取引所の価格で取引が行われ、指値注文はできません。

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オーシャン管理人

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